出典 情熱大陸
2021年1月17日(日)に情熱大陸でパン職人の竹内善之さんのお店フロイン堂が取り上げられます。
竹内善之さんは現在88歳ですが、機械に頼らず昔ながらの手ごねの製法でパンを作る現役のパン職人です。
今回は、そんな人気のパン職人である竹内善之の店の場所や評判・経歴についてまとめました。
竹内善之の店の場所
出典 furoindo
創業は、なんと1932年(昭和7年)。
兵庫県神戸市東灘区というパン激戦区に店を構え、愛情をこめて最高のパン作りを目指し焼き続けています。
1日に焼ける食パンは、50~60本ほど。
オンラインショップや配送は無いため、現地へ赴き店舗で直接購入となります。
フロイン堂
住所:兵庫県神戸市東灘区岡本1-11-23
TEL:078-411-6686
アクセス:阪急神戸線「岡本駅」から徒歩3分
営業時間 9:00~18:00
定休日 第1・3水曜、日祝
焼き上がりは14・16時(2回目は焼かないこともあるので要確認)
※当日9:00より当日分の予約を受け付けています。
竹内善之の店の評判
出典 furoindo
レトロな風情の店舗には、戦争の空襲や阪神大震災を耐え凌いだフロイン堂の象徴ともいえる煉瓦造りのドイツ窯「奇跡の窯」が受け継がれています。
阪神大震災の翌日にはパンを焼いていたそうです。
店主が愛情込めた手ごねのパン生地と、奇跡の窯で焼き上げられたパンが絶品だと大評判です。
「食パンあります」のプレートが店頭にあれば、お客さんが入ってきて直ぐに売り切れてしまうほど。
確実に手に入れるには予約をするのがいいようです。
某グルメサイトでも名店に選ばれている人気のパン屋さんです。
口コミでも大絶賛の嵐です。
- 焼きたてはもちろんですが、実は生地が落ち着いた翌朝もおいしいです。
- ハード系のパンが多く、焼き上がりの時間を確認していかないとすぐになくなります。買えたら嬉しいパンですね。
- 本家フロインドリーブより窯がいいのか風味があり美味です。
- 歴史あるこの店が美味しい食パンの基準です。
- 食べる価値のあるお品です。
- 神戸の宝。 等々
看板商品は食パンですが、他数種類のパンと焼き菓子を販売しています。
出典 furoindo
竹内善之の経歴
出典 furoindo
竹内善之さんは1932年10月15日生まれです。
フロイン堂創業と同じ年ですね。
兵庫県神戸市で生まれ育ちました。
元々はサラリーマンをしていましたが、先代だったお父様が亡くなり38歳でお店を継ぎフロイン堂の2代目となります。
お父様のお葬式で常連さんに「お店のことを考えてほしい」と言われた言葉が店を継ぐ決意をさせたそうです。
「パン作りは毎日続けるラジオ体操みたいなもの。毎日かかさずやり続けるんです」と言い、粉の配合やこね具合、発酵時間に窯の火加減等、体で覚えた技術を繰り返す日々。
美味しいパンを作るために慢心しないことが大事だと謙虚さを心がけているとのこと。
「今日のパンは何故おいしく焼けたのだろう?」「今日は何故うまくできなかったのだろう?」と常に疑問を持つようにしているそうです。
手を抜かないようにと初代のお父様の写真を飾り、いつも見守ってもらっているそうです。
現在は息子の隆さん(3代目)と共に切り盛りしています。
竹内善之さんが作るパンはリーンなパン。
リーンとは質素で必要最低限の素材を使ったパンのことです。
創業当時からの変わらぬ製法で作る善之さんとは対照的に、息子の隆さんは作ることが大好きで新製品を開発するタイプ。
新商品の天然酵母を使ったパンは、善之さんも認めるほどの人気商品となっています。
孫である4代目もパン作りに興味を持ち始めたようで、フロイン堂の味はしばらく安泰のようです。
まとめ
美味しいパン屋さんが数多くある中で、80年以上変わらぬ製法・変わらぬ窯で愛情を込めてパンを焼く竹内善之さん。
現在は赤松の入手が難しく、薪ではなくガスになってしまいましたが試行錯誤しながらも変わらぬパンの味を維持しています。
昨日焼き上げたパンより今日焼いたパンの方が美味しくなるよう、日々自分の焼いたパンを評価し精進を重ねている現役の職人です。
フロイン堂のパンを一度食べてみたいですね。
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