出典 かみや
2020年11月8日の美の壺・選「大空に舞う トキ」に出演の諏訪好風さん。
彼は、花や草木といった天然染料のみで国産の絹糸などを染めており、彩の魔術師と言われています。
今回は諏訪好風(染織家)の作品はどこで買える?
そして諏訪好風(染織家)の経歴やwiki風プロフィールについてまとめました。
諏訪好風の作品はどこで買える?
出典 野々花染工房
諏訪好風さんの工房は山形県米沢市にあります。
野々花染工房
住所:山形県米沢市福田町2-3-61
電話:0238-23-0748
⇒野々花染工房の詳細はコチラ
その名の通り、何気なく咲くの花の色合いを自然な形で織物として表現し続けています。
工房では主に着物、帯、帯揚、帯〆、タペストリー、のれん、バック、小物等やシャツなどの洋服も手掛けていて、商品を購入することもできます。
諏訪好風さんの作品はどれも色合いが優しく、あくまで控えめで主張しすぎない自然そのものの織り出す可憐で美しい織物です。
また、諏訪好風さんは全国各地で定期的に作品展や展示会を行っています。
残念ながら現在開催中の展示会等はありませんでしたが、諏訪好風さんの作品を肌で感じたい方は、定期的にホームページでチェックしてみてください。
全国の呉服屋さんにて取り扱いがある場合もあるので、問い合わせてみるのも良いかもしれませんね。
諏訪好風の経歴
出典 にほんもの
昭和57年「第9回伝統工芸武蔵野展」に入選しています。
翌年の昭和58年には国内の貝による貝紫染を研究、そして発表します。
同年「第10回伝統工芸武蔵野展」に入選。
その翌年昭和60年にも「第10回伝統工芸武蔵野展」そして「伝統工芸新作展」に入選をします。
昭和61年天然灰汁発酵建てによる正藍染を開始します。
この技術はで染められた染織品は今では数少ないとても貴重なモノです。
昭和63年には古代染色法による総絞り振袖の発表を果たします。
平成元年に「第29回伝統工芸武蔵野展」、平成6年に「第13回染織作品展」に入選します。
その後平成8年に「第33回日本工芸染織展」「第34回日本工芸染織展」入選。
平成9年に「第44回日本伝統工芸展」に入選します。
このように染織業界に置いて華々しい受賞歴をお持ちの職人さんです。
全て天然草木染めにこだわりを持ち全国に多くのファンを持つとても有名な作家です。
諏訪好風のwiki風プロフィール
出典 にほんもの
生年月日:1947年
星座:魚座
血液型:B型
創業は1858年(安政5年)となり、現在の諏訪好風さんは5代目になります。
小さい頃から家業のお手伝いをして自然に技術を身につけていきました。
息子さんの諏訪豪一さんは諏訪好風6代目となります。
現在は野々花染工房の代表を諏訪豪一さんに譲られています。
その他にも、下記に任命されて活躍されています。
- 日本工業会準会員
- 全国阿波藍染織作家協会会員
- 置賜紬伝統織物共同組合理事長
- 山形紅花染織同人協会代表
まとめ
諏訪好風さんは、NHK BSプレミア「美の壺」にて、さくら染の技法により美しく羽ばたく「トキ」のトキ色を作り出しました。
番組の中で好風さんは「飛んでいるトキの羽の色を見てあれを再現したいと思わない染織家はいない」と語ります。
彼にしか感じることのできない「勘」から生まれる色。
彼の探究心、そして長年培ってきた経験と勘によりこれからも世に素晴らしい作品を生み出してくれるのではないでしょうか?