
仏画(ぶつが)や曼荼羅(まんだら)は誰しも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
仏画教室や曼荼羅のぬり絵がはやっている昨今ですが、日本にある仏画や曼荼羅を展示している数少ない美術館をご紹介します。
目次
安達原玄美術館(山梨県)
http://www.webtoday.jp/ad/mandara_museum/
平成27年に他界した女流仏画師である安達原 玄(あだちはら げん)さんの作品が飾られています。
「一人でも多くの方に、自分の心の底にある慈悲や優しさに気づき、写仏に触れる幸せを感じてほしい」という思いで創作される彼女の作品に触れると心が温まります。
体験で写仏体験教室もあるので興味のある方は予約をしましょう。
住所: 山梨県北杜市高根町村山東割2358-5
(JR長坂駅からタクシーで10分)
TEL:0551-46-2311
開館時間:9:00~17:00
休館日:火曜定休(祝日の場合は翌日)
安達原玄仏画美術館より引用(2020/6/23)
※事前連絡をいただければ、開館もいたします。
展示作品
如来菩薩・明王をはじめ両界曼荼羅の代表作品が展示されております。両界曼荼羅とは簡単にいうと仏と菩薩が集合している画です。天井画や10メートル以上ある涅槃大と迫力満点です。文字と仏を融合させた作品などは大変アーティスティックな仏画で見ていて大変心を揺さぶられます。作品も1点1点大きなものですので見ごたえ抜群です。床も曼荼羅柄の絨毯なので四方を仏や菩薩で囲まれます。コレクションしていたという世界中のお面コレクション百十数点も壁一面にビッシリと飾られて、異空間を感じること間違いなしです。外は田園になっておりマイナスイオンを感じてリフレッシュにも最高です。天気が良ければ富士山が見れます。
京都国立博物館(京都府)
https://www.kyohaku.go.jp/jp/index.html
収集した有形文化財を保管し展示されています。彫刻や陶磁・中国絵画など色々と作品はありますが、名品ギャラリーの2階が仏画の展示室となってます。
住所:京都市東山区茶屋町527
(JR京都駅下車、京都駅前D1のりばから市バス100号、D2のりばから市バス206・208号系統にて博物館・三十三間堂前下車、徒歩すぐ)
TEL:075-525-2473
開館時間:火~日曜日 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
京都国立博物館より引用(2020/6/23)
展示作品
すべて国宝に指定されている、鎌倉時代や平安時代の作品です。
- 釈迦金棺出現図(しゃかきんかんしゅつげんず)
- 山越阿弥陀図(やまごしあみだず)
- 興福寺曼荼羅図(こうふくじまんだらず)
- 阿弥陀二十五菩薩来迎図(あみだにじゅうごぼさつらいごうず)
- 釈迦如来像(しゃかにょらいぞう)
- 十二天像(じゅうにてんぞう)
真言宗智山派慈雲山曼荼羅寺 観蔵院(東京都)
https://kanzouin.wixsite.com/mandala
ここは真言宗のお寺になります。
曼荼羅は大切な灌頂(かんじょう)の儀式を行うときに、無くてはならない重要なものです。
そのため真言宗は曼荼羅宗とも呼ばれるそうです。
毎年11月1日~5日にかけて、展覧会「仏画・悉曇特別展」が開催されています。
住所:東京都練馬区南田中4-15-24
(西武池袋線・練馬高野台下車徒歩10分)
TEL:03-3996-6858
開館時間:毎週土曜日と日曜日 10時~16時(入館は15時半までです)
※8月・年末年始は休館となります。
真言宗智山派慈雲山曼荼羅寺観蔵院より引用(2020/6/23)
展示作品
- 観蔵院両部曼荼羅
- 日本の仏画
- ネパールの仏画・タンカ
- 古いインドの文字「悉曇文字(梵字)」の書
- ミティラー民俗画
マンダラミュージアム(福島県)
http://www.mandalamuseum.com/index.htm
世界の一級品だけを収集したマンダラ原画の博物館です。
日本の重要文化財・国宝に指定された仏画・チベットマンダラを中心に千点以上を復元し保管されています。
住所:福島県福島市飯坂町茂庭字前原1番地
(JR福島駅から「福島交通・飯坂線の電車」で終着駅、「飯坂温泉駅」 ⇔ マンダラミュージアムの送迎をおこないます。 ※送迎をご希望の方は事前に連絡要)
TEL:024-596-1099
開館時間:11:00~15:00
※予約制のため事前に連絡要
マンダラミュージアムより引用(2020/6/23)
展示作品
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